日経CNBCブログ
Caster's Voice

2018.11.15 (木) 瀧口 友里奈

上海 弾丸レポート

こんにちは!瀧口友里奈です。
いつも番組を見てくださっている皆様(そして、そうじゃない皆様も!)キャスターブログを読んでくださりどうもありがとうございます。

さて、前回更新のキャスターブログではシリコンバレーの弾丸レポートをお届けしましたが、今回はつい先日訪れた中国・上海のレポートのダイジェストをお届けしたいと思います。

週末の一泊二日という日程で、シリコンバレー旅の時よりもさらに弾丸度を極めていたものの、スタートアップ・テクノロジーの世界でもアメリカと双璧を成す国の実態を少しでも自分の目で見てみたかったので、直接現地の空気を感じることができたのはとても貴重な経験になりました。


今回の旅のテーマは、「上海で、いかにITの世界とリアルの世界が融合し、テクノロジーが社会の中で実装されているかを体感すること」
その舞台を覗いてきました!

①スーパーマーケット
アリババのニューリテール戦略の舞台である「盒馬鮮生」


そして、競合のテンセントが運営する「超級物種」

(スーパーの中にロブスターのUFOキャッチャー)


②無人コンビニ「ゴリラコンビニ」


③無人本屋


④無人レストラン

(このボックスから食べ物が出てきます)

⑤フードデリバリー
(朝食の小籠包と肉まん。「外卖(ワイマイ)というデリバリーサービスで注文。これで送料も合わせて500円弱!何と言っても日本と比べて配送料が安いです。)

⑥滴滴出行(ディディチューシン)
(良いグレードの車を選ぶとこのようにお水がサービスで付いてきます。)

⑦シェアサイクルのmobike、ofo も体験。

この旅での移動は、全て「滴滴」とMobikeでした。

⑧新コーヒー戦争が勃発している「starbucks」vs「luckin coffee」へも。
(上海にある世界最大のスターバックス。インスタ映えや、ユーザー体験への配慮に感動しました)

(こちらはスターバックスの座を脅かす新興のluckin coffee。店舗は最小限の大きさで、アプリでの注文・配送をメインとしたコーヒー屋さんです。アプリ注文のため、店頭にはメニューらしきものはありませんでした)

そして、その他のコーヒー屋さんにも入り飲み比べ。

Symbol coffee

Pacific coffee
この旅で、一体何杯のコーヒーを飲んだことでしょう。笑

⑨上海で盛り上がっているe-sportsの競技会場にも


⑩現地のアクセラレーターやコンサルの方にもお話を伺いました。
XNode・匠新の皆様、ビービットの皆様、温かく迎えてくださりどうもありがとうございました!


それぞれの体験の詳しいリポートは、とても長くなってしまって一度にこちらの記事に書ききれないのでまた私のブログでご報告したいと思っています。

ただ、今回実際に2日間を上海で過ごしてみて…小売、交通(自動車・自転車)、決済、などなど、生活周りのあらゆるインフラがアリババ、テンセントという巨大な資本に集約されていっている様子には生々しいものがありました。

また、無人コンビニや無人本屋ではあまりうまくシステムが稼働しなかったのですが、上海に住んでいた私の友人によるとこれはよくあることで、システムが上手く稼働するかどうかの確率はおよそ50:50だそうです。

100%完璧ではない状態でも出店しているところには、良くも悪くも日本との文化の違いを感じました。

「雑」とも捉えられますが、その一方で、どんな未来像を描いているかというビジョンははっきりと見えます。

(「超級物種」の店内には、“future supermarket”の文字が。)

完璧ではない状態でも走り出すことによってデータや知見は確実に集積されていきます。進化していく社会の逞しさや躍動を前に、普段とは違う刺激をもらいました。



さて、長くなってしまいましたが、最後に番組のお知らせがあります。
11月から新番組「日経STARTUP X」がParaviでスタートしました。

未来を創るスタートアップや起業家に迫る経済トーク番組になっています。
変則的に、スタジオを飛び出して皆さんのオフィスに直接うかがってお話をききます!

初回、訪問させていただいたのは、
〝Nextユニコーン〟の雄と目される
クラウド会計サービス「freee」の佐々木大輔CEO。
五反田の素敵なオフィスで、
freeeと佐々木CEOのヒストリーや未来、
“五反田バレー”についてもうかがいました。


オフィスの社長の机の上も、色々と物色させていただきましたよ!笑


スタートアップのサービスを使う方、
スタートアップで働く方、
スタートアップの動向が気になる方、
日本の未来が気になる方へ 。

できるだけリアルなスタートアップ・経営者の方の姿をお届けできる番組にできればと思います。
日経CNBCでは12月1日(土)13:30に初回放送です。

皆さまぜひご覧ください。

2018.10.03 (水) 曽根 純恵

五感で彩る季節を。

ひと雨ごとに気温が下がり、すっかり秋めいてきましたね。

秋といえば、読書の秋。
この夏、日経のイベントでご一緒させて頂いたご縁で、
奈良で創業300年を誇る、中川政七商店の十三代代表取締役社長を経て、
2018年から会長をされている中川政七さんの本を読みました。
「日本の工芸を元気にする!」(日経BP社)

中川政七商店は工芸品をベースにした生活雑貨の自社ブランドを確立し、
二子玉川高島屋や東京ミッドタウン、表参道ヒルズなど、
全国におよそ50店舗の直営店を展開しています。
麻素材などを使った雑貨を作っているほか、蚊帳生地を生かした
「花ふきん」はとても有名で、ロングセラー商品となっています。
私も使用させていただいている花ふきんは使う人の手を
優しく包み込み、心までほっと安心させてくれます。
2008年に社長に就任されてから、どのように会社を導き、
どのような人と出会い、世界が広がっていくのか。。
とても興味深く読ませて頂きました。
ものづくりと流通の両輪で日本の工芸を前に進め、その過程での
様々なエピソードや中川政七さんの考え方や判断に触れることが
できます。
「軽やかな形で、良いものを伝承していく。」
中川政七商店の誠実な姿勢が、商品の温もりに表れているのだなぁと、
改めて感じることができました。

東京でも購入できますが、やはり本場奈良にまた行ってみたいですね。
秋の紅葉はもちろんのこと、冬の奈良は雪景色が素晴らしいと、
聞いています。
自然のなかで浄化され、きっと心が静まるような気がします。
それに、麻は夏に使うと涼しく、冬は暖かくなる素材でもありますから、
これからの季節にも役立つアイテムを見つけることができそうです。
皆様も是非、この本を読みながら、奈良に出掛けてみてはいかがでしょうか。

この夏には、日経CNBCの丸ごと企画で、おススメの一冊として
「ブルーオーシャン戦略」(ダイヤモンド社)を取り上げさせて頂きました。
この夏は猛暑でしたから、みなさまに少しでも涼しい気分になって
頂ければと思って選んだのですが、ビジネス用語になっていますので、
ご存知の方も多いと思います。
ブルーオーシャン戦略とは、似通った戦略で消耗戦を繰り広げる
レッドオーシャンとは違い、新しい市場を開拓して需要を取り込み、
大きく成長し、悠々と大海を泳ぐ戦略です。
最初に読んだのは2005年に出版された時。当時感銘を受けましたが、
それから折に触れてこの話と照らしあすことが多くなりました。
少し前に新版もでていて、様々な業態や組織、団体などのブルーオーシャン
戦略を例に、イノベーション価値に繋げた話が書かれています。
このブルーオーシャン戦略は、今、日本の課題となっている働き方改革や、
副業、高齢化社会、地方創生など、幅広い分野で応用できると思いますし、
時代の変化の中にチャンスがあることに気付かされます。

経営者の著書やマーケティングの本は、経験や考え方、発想を
知ることができ、素敵な言葉にも出会えます。人生におきかえても
参考になり、まさに哲学といえます。
20年以上読んでいる日経新聞の最後のページにある、「私の履歴書」は
とても好きな欄で、日々の楽しみでもあります。

キンモクセイの香りが漂うこの季節、人の想いに触れて、足を運び、
いろいろなことを感じていきたいですね。

2018.09.07 (金) 佐久間 あすか

生き方を磨く

先日、陶芸体験に行き、その楽しさにすっかり惹きこまれた佐久間です。
というのも、前の職場で同僚だったアナウンサーの友人から
“陶芸の魅力を発信したいと思って、実は会社をたちあげたんです。
ぜひ一度遊びにきてくださいね~!”との連絡をもらったのです。
多趣味で、いつもアクティブな彼女でしたが、
仕事をしながらの起業という二足の草鞋には正直驚きました。
きっかけは、何年か前から週末の息抜きとして陶芸をしに、
窯に通っていたようですが、好きが高じて、
もっと世の中に陶芸の楽しさを広めたいと思ったそう。
ろくろの回し方は、それはもう見事なものでした。
私もやってみたけれど、簡単そうに見えて、真似できない…笑
初心者の私は、箸置きやお皿から挑戦。
陶芸をしている時間、何かに夢中になる時間っていいですね。
陶芸の楽しさに触れるとともに、創作に集中することで頭の中がリセットされ、
とてもリフレッシュできた時間でした。

陶芸体験、できあがりの写真。日経CNBCのロゴマークを作りました。



自分の好きなこと。信じるもの。
自分の価値観にそって、「やりたいこと」を見つけ、
それに向かって行動し、道を切り拓く女性に刺激をうけます。
今回のブログでは、最近、読んだ本で心を動かされた本を紹介したいと思います。

それは、『世界といっしょに輝く』(ナナロク社)。
著者はHASUNAというジュエリーブランドを手掛ける白木夏子さん。
社会起業家とも称されています。
「エシカルジュエリー」
最近、エシカルという言葉はよく耳にするようになりましたが、
「倫理的な、道徳的な」
つまり、「人や社会、自然環境に配慮した」ジュエリーを志しています。
白木さんは、大学時代に国際協力について学び、
インドの鉱山を訪れた際、劣悪な環境下で、
ひどい差別を受けながら鉱山で働かされている子供たちを目の当たりにし、
何とかしてこの世界の実情を変えたいと強く思ったそうです。
そのような思いを胸に、途上国から搾取をするのではなく、
正当な賃金を保証する団体や企業から買い付けを行い、
人や社会、環境的にも配慮したビジネスモデルで、
鉱山の人たちとともに美しいジュエリーを創るということを理念に掲げています。
いったんは不動産ファンドに就職したものの、
学生時代の体験が忘れられず、
目標に向かって起業を決意し、独立。
一歩一歩、着実に行動に移していく姿、
パッションを形にしていく姿勢に胸を打たれました。
鉱山との取引、原材料の素材の調達をはじめ、
ステークホルダーとの関係を築くに至るまで、
ビジネスを立ち上げて軌道にのせていくには、
想像をこえる努力の積み重ねがあったと思います。
‘リスクを取りながらも信念を貫き通す’
自分のミッション、軸を見つけ、
それを実現するための考え方や生き方のヒントが、綴られています。
何かに決意したとき、迷ったとき、
様々なシーンで背中を押してくれる一冊です。

2018.08.10 (金) 河野 恵

平和への願い

花火、甲子園、夏祭り、海水浴…など夏の風物詩が楽しみな季節になりました。
しかしその一方で、8月15日は決して忘れてはいけない“終戦日”です。
終戦から73年の時が経ちました。
今回は、私が今年読んだ本の中で最も心に刺さったこちらの本を紹介します。

鴻上尚史著「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」(講談社現代新書)

劣勢だった戦局をうけて日本軍がとった作戦が特攻。
戦争末期、陸軍参謀に「必ず死んでこい」と言われましたが、
組織や上官の圧力には屈せず、
9回出撃し9回生還した元特攻兵の佐々木友次さんの生涯を本にしたものです。

出撃後に生きて帰ると「今度こそ必ず死んでこい」と何度も特攻に出されましたが、
体当たり攻撃ではなく爆弾を落としてアメリカ艦船を沈めることにこだわった
パイロットでした。
その間、故郷では2度も葬式を出され戦死扱いされていました。
この本は、指令を出す側ではなく、受ける側の視点で書かれた書物なので、
とても貴重で、 悲しみ、怒り、絶望、恐怖、祈り…様々な感情がこみ上げ涙が
止まらなくなりましたが、読まなければいけない本だと思いました。

命令した側、命令された側…
なぜ「特攻隊」作戦が生まれたのか、著者の鴻上尚史さんは日本人の思想や宗教観、
地政学的要因にまで言及しその背景を分析しています。

空気が流れを作る日本の悪しき伝統、
日本人の村社会的な性格は今も昔も変わらないのかもしれないと、
ふと考えさせられました。
昨今、スポーツ界や政界などで様々なニュースが飛び交っていますが、
誰かが声を上げないと隠ぺいされてしまう事実が多々あるのでしょう。


今から6年前の夏。
当時、山口県のテレビ局でアナウンサーをしていた私は、
終戦の日特集を作ることになりました。

山口県周南市の大津島には、敵の空母を沈めるため人間が操作して体当たりする
人間魚雷・回天の訓練基地跡があります。
戦時中は公にされなかった存在です。
毎年、乗組員を見送る側だった元隊員の方が終戦記念日の前後になると
東京から慰霊碑にお参りに来ると聞いて密着取材をさせていただきました。
慰霊碑の前でただただ涙を流していた姿には、とても心が締め付けられました。
見送らなければならない当事者でしかわからない極限状態の感情が、
大量の涙となって溢れていたように見えました。
そして…この取材からわずか3か月後、元隊員はがんのため旅立たれました。

この先、戦争体験者は少なくなっていき、必ずいなくなってしまいます。
そうした中で、どう語り継いでいくのか。

テレビやパソコン、スマートフォンが当たり前になっている今。
73年前までは戦時中だったとは到底想像もできないほどの経済成長をし、
豊かな生活となっていますが、二度と繰り返してはならない戦争の悲惨さを
風化しないように語り継いでいきたいです。

世界の恒久平和を願います。

2018.07.17 (火) 有地佐哉香

有地佐哉香(ありちさやか)です!

6月から「朝エクスプレス」に出演しています、有地佐哉香(ありちさやか)です。

日経CNBCに仲間入りをしてから早1か月が経ちました。
これまでは、主にニュース番組を担当してきました。事件事故から国際ニュース、もちろん経済ニュースも、幅広いニュースを伝えてきたので、こうして経済に特化してお伝えするのは初めてです。
朝の番組ということで、スマホのアラームと目覚まし時計をそれぞれ止めることから1日がスタートし、数字とにらめっこの日々ですが、先輩方が疑問点をわかりやすく教えてくれ、ご一緒するコメンテーターの方々の興味深いお話を伺っていると、経済というものが少しずつですが身近なものに感じられるようになってきました。
まだまだ長い道のりですが、楽しみながら経済の知識を深め、数字の裏側まで理解してわかりやすく伝えられるキャスターを目指し、がんばります!

[お二人には本当にいろいろ教えていただいています!役立つ投資情報を“愛”を持ってお伝えします。

さて、ここからはプライベートのお話を。
私が好きなものは、ミュージカルです。帝国劇場はじめ、都内の劇場にはよく出没しています。また、ミュージカルの本場NYのブロードウェイには何度か訪れ、すばらしい歌と演技に酔いしれました。

[先日は“メリーポピンズ”を鑑賞]
[NYブロードウェイで最も好きな“レ・ミゼラブル”]

そして、お酒や旅行も大好きです!類は友を呼ぶのか、私の周りはお酒好きの友人が多く、よく集まってはおいしいお酒を楽しんでいます。また、旅先でその土地のお酒を楽しむのも大好きです。

[2017年の夏はクロアチアへ。安くておいしいクロアチアワイン最高でした!]

・・と、ここまで読んでいただいた方の中には、朝の番組なのに大丈夫かと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、「朝エクスプレス」の担当になってからは、夜のお酒は控え、ランチ時や夕方に楽しむようにしておりますので、ご安心ください。

こんな私ですが、皆様、これからどうぞよろしくお願いいたします。

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