日経CNBCブログ
Caster's Voice

2014.03.20 (木) 曽根 純恵

いよいよ・・・

いよいよ、4月から消費税が8%に引き上げられます。
みなさん、心の準備はできましたか?
私は正直なところまだ実感がわかないですけれど、
ちょっとした駆け込み需要をしてみました。
それは眼鏡です。見えやすくて、とても気に入っています。
日本中で3月末ギリギリまで駆け込み需要が見られるかもしれませんね。
その後4月以降はやはり買い控えが起き、経済に与えるマイナスの
インパクトは大きくなってしまうのでしょうか……。
今回の消費増税は景気をかなり下押してしまうのではないかと
心配しています……。

先日、春季労使交渉の一斉回答日を迎え、大手企業では業績の回復から
ベースアップに踏み切る企業も多く、安倍総理の要請に応える形をみせて
います。
ただ業績が振るわず、賃金上昇に踏み切れない企業も多くあるようで、
4月以降はもっと格差がはっきりでてしまうのではないかと考えています。
円安で輸入物価が上昇し、エネルギーや食品など生活する上で必要な
様々な物が値上がりしていくと、経済的に弱い立場の人々はさらなる負担を
強いられてしまいます。

また中小企業の設備投資は改善傾向と報じられているものの、去年こんな
記事を目にしました。
通常10年くらいで新しい機械にかわるといわれます。
しかし、ある中小企業経営者は、
「生産性や安全面、コスト面からみても機械を新しくしないといけないことは
分かっているが、業績が厳しく、それができない。使用している機械は来年で
25年目を迎えようとしている」と話しているというものでした。
アベノミクスの恩恵を受けていない企業もかなりあるように思えます。

それに今後もし、消費増税を10%にしたとしても財政赤字の状況に変わりなく、
年金もこの先どうなっていくのか不安は残ります。
そのような中で4カ月連続で経常赤字となり、危惧する声も聞かれます。
日本経済は本当にどうなっていくのでしょうか……。
労働力人口が減少していくことを考えても早急に手立てを講じる必要があります。
構造改革や歳出削減のかじ取りを上手にやっていかないといけない……。
それから規制改革も……。
課題が多すぎて危機感を覚える今日この頃です。

3月20日放送の「ザ・金融闘論」では、「アベノミクスと税制改革 評価と展望」
というテーマで、慶應大学竹中平蔵教授、東京大学神野直彦名誉教授、
経済産業研究所の中島厚志理事長をゲストにお迎えして議論しています。

番組を見ながら、みなさんもぜひ日本の将来について一緒に考えてみて下さい。
夜8時からの放送をご覧くださいね。