20th Anniversary

日経CNBCブログ
Caster's Voice

2016.08.01 (月) 曽根 純恵

夜エクスプレス☆

4月から「夜エクスプレス」の木曜日を担当するようになって、
あっという間に3ヶ月が過ぎました。

これまで担当してきた東京市場の時間帯と違うところは、
やはりヨーロッパやアメリカ市場の状況をライブでお伝えしているところ。
ヨーロッパのECB理事会やアメリカの経済指標の内容や
それを受けての反応を真っ先に知ることができ、翌日の東京市場への
影響などを早めに考えることができます。

この3ヶ月の間に一番印象に残っているのは、6月23日木曜日の回で、
この日はブレグジットショック前のイギリスの国民投票の日でした。。

残留派優勢が伝わり、欧米株は大幅に上昇。
そして、為替はドル高•円安に触れていました。。
このような光景。。以前にもあった。。。

夜エクスプレス」に初回出演の次の日、
アンカー勢揃いの放送があった時にもお話させて頂きましたが、
これまで10年以上マーケットをみてきて私なりに思うこととして、
マーケットはそれまで違う見方をしていても、
ある日突然、特段の根拠がないのに心理が一気に逆に傾く時があり、
思考停止のようなエアポケットに入るような瞬間がある。
そして、その後、揺り戻しがくる。

まさにあの時、その状況が起きていたと思います。
はっきりとした根拠がないのに、
EU残留派優勢と伝わってきたことにマーケットは大きく反応、好感する動きとなっていました。

ですから、その日の番組の終わりのコーナー 『アンカーの目』の中で、
いまの時代、まさかということが起こったりするので、最後まで気が抜けない。
その場合、為替は円相場が対ドルで100円を突破し、
日経平均も年初来安値を更新するのではとお話をしました。。

そして、翌日。国民投票の結果は離脱となり、マーケットは一転大荒れ。
やはり揺り戻しが起きました。

ゲストの大和証券チーフテクニカルアナリストの木野内栄治さんと

このところのマーケットは、6月24日は目先、大底になるという
見方もでてくるなど、政策期待もあって落ち着いています。
ただ、ヨーロッパ、中国、日本と世界は不確実性で溢れていますし、
アメリカ大統領選も11月に控えています。

これからもゲストに来てくださる方々や、取材先のみなさんから
様々なことを吸収させて頂いて、今回の出来事もまた蓄積して、
今後も冷静に、そして謙虚に、マーケットに向き合っていけるよう
心掛けていきたいと思います。