20th Anniversary

日経CNBCブログ
Caster's Voice

2018.01.04 (木) 曽根 純恵

2018年 戌笑う年となるか。

昨年12月23日に、「日経CNBC出演者が勢ぞろい!~日経CNBC年忘れセミナー~『大予測 2018年のマーケットはこうなる!』」が行われ、私は司会に加えて、
「経済&マーケット チャンスとリスク総点検!」のスペシャルトークにも参加
させていただきました。
年の瀬にもかかわらず、たくさんの方がお越し下さり、本当にありがとうございま
した。

2017年は北朝鮮や中東の地政学リスクも懸念されましたが、
アメリカが3回の利上げを決定しても、なんだかんだ適温相場は続き、
アメリカ株は最高値を更新。日本株は26年ぶりの高値を更新しました。

分裂や先物上場を経ながら乱高下するビットコインに注目が集まったりもしましたが、
みなさまは、2017年、どんなことが印象に残りましたか?

私は2つほど印象に残りました。
ひとつ目は、衆院選で自民党が大勝した後、材料出尽くしではなく、海外勢が
日本株を大きく買い続けたこと。
ふたつ目は、上手くいかないと言われてきた、アメリカの大型減税法案が可決、
成立したことです。
ブレグジットやトランプ大統領誕生があった2016年とは違う意味でのまさかで、
改めて政治との結びつきを強く感じさせられた一年でもありました。

では、2018年はどのような年になるでしょう。
まだ適温相場が続くような雰囲気もあるのですが、念頭に置いておきたいのは、
私達は壮大な実験の出口がどうなっていくのかは未体験であるということ。
2018年は、アメリカの利上げが続くとみられる上に、ECBの金融緩和縮小も
始まり、後半はさすがに適温が崩れてくるのではないかと懸念しています。
1月から4月の年前半は地政学リスクも加わって少し調整し、5月~8月の
年中盤で落ち着いて高値をつけ、9月~12月の年後半は下落の可能性を
考えています。
きっかけは、アメリカの長期金利の急上昇。アメリカ株安となり、最初日本株は
為替のドル高・円安にまだ支えられるも、リスクオフのドル安・円高に変わり、
日本株も後から下落するかもしれないと、今の時点では考えています。

また、注目セクターとしてお話させてもらった4つのうちのひとつが陸運でした。
地方に行った時に、欧米からの訪日客に話を聞いたところ、
「日本の伝統、文化は素晴らしい」と仰っていました。
日本の地方には良いところがたくさんあるので、これから東京以外にもリピーターが
増えるのではないかと思って挙げさせていただきました。
すると、驚いたことに、その翌日の「日経ヴェリタス」に、なんと私鉄株の特集が
組まれていました。

電車の老朽化は進んでいるでしょうから安全運転のためのメンテナンスは欠かさずして
いただきたいと思いますし、コンピューターの誤作動などにも注意していただいて、
ますます楽しい旅ができるプロジェクトを今後、打ち出していっていただきたいなと
思います。

2018年、まだまだ見通せないことが多々ありますが、マーケットと向き合い、
色んな所に足を運んで、多くの方とお話して、心で感じることを番組でお伝え
していければと思っております。
少しでもみなさまのお役に立ちますと幸いです。

投資は無理をせず、ぜひ軽やかに楽しんでいただければと思います。

さて、2017年11月から始まった「YENタメ!」見ていただいていますか。
「楽しく為替を学ぶ」をコンセプトに毎週木曜21時半からお届けしていて、
SMBC信託銀行プレスティア投資調査部長の山口真弘さんや、シニア
FXマーケットアナリストの二宮圭子さんにご出演していただいています。

実は、あのYENタメ!キャラクタのーカワセミ君の声も
私なのですよ。
わかりましたか?? 


こちらの写真は収録後に撮影したものです。




是非、ご覧になって下さいね。
今年も日経CNBCを宜しくお願い致します。