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2019.03.29 (金) 日経CNBCスタッフ

元銀座No.1ホステスの雑談テクに感服!

働く女性を応援する番組「ハタジョ!働き女子 お助けマン」の初の出張取材リポートをお届けします!

やってきました、大阪!
今回、「ハタジョ!」は、日経ウーマノミクス・プロジェクト主催の「ウマノミ異業種交流会!営業女子編@大阪」とコラボさせていただきました。

今にも雨の降りそうな、どんよりとした天気でしたが、イベント会場に足を踏み入れるとそこは別世界!あたたかい雰囲気に、女性たちの楽しそうな声。

イベントはゲストを招いた講座から、参加型のグループワークに軽食ありの交流会と盛りだくさんのプログラム。

第1部は元銀座No.1ホステスで、心理カウンセラーの塚越友子さんをゲストに招いた雑談力講座。元銀座ホステスというと、いろいろ想像しちゃいますよね。でもとっても真面目な方で、なんといっても経験からのお言葉は説得力あり!

塚越先生「初対面はがんばらなくていいんです」
私の心の声『第一印象ですべてが決まるんじゃないの?』

塚越先生「つまらないほうがいいんです」
私の心の声『え?おもしろいほうがいいでしょ?』

雑談力には自信があったのですが、正直言いますと、『先生、まいりました。大変勉強になりました。』

気になった方、ぜひ番組をご覧ください!4月の毎週金曜20時20分から4週に渡ってお届けします。

どうも!
今回は、先日11月24日(土)にJ:COMと共同で開催したイベント
「J:COM×日経CNBC present『働く女性に贈る!押切もえの
「自分らしく生きる法則」ランチ付きトークショー』」の模様を紹介します。

会場の様子



今回は毎週金曜20時50分より放送している「ハタジョ!働き女子 お助けマン 」の
コラボイベントということで、MCは番組レポーターであるお笑い芸人の
ランパンプスさん、ゲストに、モデル業のほか、作家としてもご活躍中の
押切もえさんをお招きして「自分らしく生きる法則」というテーマで、
トークショーを実施しました。
当日は、天気も良くホテルの高層階での実施だったので、とても眺めが
良かったんですが、写真を撮り忘れてしまいました。。。

ここで、私がトークショーで印象に残った押切さんのお話をご紹介しますと、
押切さんが常に心がけているポジティブに生きることの秘訣として、
『幸福論』で知られるフランス哲学者・アランの「悲観主義は気分に属し、
楽観主義は意志に属する」を引用されながら人生観を話されていました。
押切さんは【ネガティブな表現をポジティブな表現に置き換えて話をする】
ことを常に意識されているそうです。これは私たちにもすぐに実践できそう
ですね。

常にポジティブに考える事を意識的に取り組み、相手を気遣う気持ちを
忘れないことは当たり前と思っていてもなかなかできないので、私も強い
意思をもって実践していきたいです。(三日坊主にはならないように・・・)

このような哲学的でまじめな話から、生後8ヵ月になられたお子様のお話、
産後のお腹の戻し方(腹筋がいいそうです)、忙しい中で美しさや健康を
保つ秘訣(麹の甘酒を飲んでいるそうです)など、他ではなかなか聞くことが
できないお話をしていただき、非常に中身の濃いトークショーになったのでは
ないかなと思います。

MCのランパンプスさんも途中につっこみを入れながら、場を盛り上げたりと、
終始和やかな雰囲気であっという間の1時間でした!

また今回「ハタジョ!働き女子 お助けマン」で押切もえさんへの
特別インタビューをしております!!
放送日は12月14日、21日を予定しておりますので、是非チェックして
みてください!!

押切もえさんとランパンプスさん


2018.10.18 (木) 杉本晶子

シカゴで垣間見た「場立ち」の名残

 アンカーの杉本晶子です。
 引き続き、米国リポートにお付き合いください。
 西海岸から飛行機に乗って、中西部のシカゴにも足を伸ばしました。

 今回ぜひ訪れたかったのが世界のデリバティブ取引の中心であるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)と、その傘下にあるシカゴ商品取引所(CBOT)です。ニューヨークで駐在記者をしていたころには雑事にかまけてなかなか出向く機会がなく、ようやく念願がかないました。

 まず訪ねたのがCMEのビル。特別に内部を案内して頂きました。
 受付から見上げると、指数などの電光表示に並んで米CNBCの生放送番組がオンエア中でした!

 CMEは日経平均先物が取引され、24時間取引ができる電子市場「GLOBEX(グローベックス、シカゴ先物取引システム)」の本拠地としても日本の投資家にもなじみの深い場所ですね。1階の天井からつるされた地球型の構造物は、グローベックスの象徴。来訪者の目を引き付けます。

 ロビーの壁には、古代をモチーフにしたと思われるレリーフがありました。女性が触れている動物はよくよく見ると乳牛でしょうか。1874年に創設されたCMEは19世紀末には「シカゴ・バター・卵取引所」と称していたため、それにちなんだものなのかもしれません。

 CMEは昨年末からはビットコイン先物の取引を始めたことでも注目を浴びています。創設から140年あまりを経て、新たな金融商品取引の先駆者であろうという姿勢が伝わるようです。

 案内して頂いたのは、取引システムの運用を監督しているグローバル・コマンド・センター(GCC)のフロア。世界中の顧客からの問い合わせを受ける「眠らない」サポート拠点です。残念ながら撮影はNGでしたが、無数のモニターが並び、整然とした広々とした空間でした。ここでは「1カ月に約1万の電話と、約7000の電子メールを受けている」と担当者。ニューヨーク、シンガポール、ロンドンの拠点とリレー式で、24時間体制で顧客対応をしているとのこと。顧客サポートのほかに、マーケットの監視をしたり、決済価格や価格制限を管理したりしているそうです。
 かつては取引所フロアに、手を使ったサインや声で売り買いの注文をする「場立ち」のスタッフが詰めていたCMEですが、いまでは完全電子化。グローベックスを通じて150を超える国・地域とつながり、瞬時に大量の注文をさばいています。CMEグループの1日平均取引高は過去最高を更新しており、世界の投資家に欠かせないシステムになっていることがわかります。

 担当者に聞けば、GCCが特に忙しくなるのは、「雇用統計の発表や、米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要な経済イベント」のほかに、「テロなど予期せぬ出来事」の際だということです。後者については、5年前に実際に起きた「ホワイトハウスで爆発が起きた」という偽の情報が米AP通信のツイッターから流れた出来事などがその一例。このときはAP通信のアカウントがハッキングされたことが原因でしたが、株価は一時急落。GCCでは多数のニュースソースのツイッターなどをフォローし、こうした事態にも冷静に対応できるようにしているということです。

 一方、CMEから歩いて10分ほどの場所にあるCBOTは米国最古の先物取引所。1848年に創設されました。
 数々の映画のロケで使われているので、ビルに見覚えがある方もいるでしょうか?『バットマン・ダークナイト』や『アンタッチャブル』の名シーンなどに使われています。

 穀倉地帯に位置しているうえ、五大湖に近く、鉄道の整備などもあって交通の要衝であったシカゴは穀物の集積地として発展。農家と需要家の間で、需給や市況の調整弁として「先物」の仕組みが確立していったという歴史があります。現在でも小麦やトウモロコシや大豆などの価格はCBOTの先物市場が指標となっています。
 このCBOTには、「場立ち」がわずかに残っているそうです。ビル内を歩いていると、ちょうどお昼時だったせいか、場立ちらしき仕事着を羽織ったまま職場をあとにする初老の男性とすれ違いました。アポなしでしたが一縷の望みを賭けて受付で問い合わせたところ、やはり残念ながら、いまは取引所内の見学は受け付けていないとのこと。代わりに、ビルのロビーには過去の場立ち取引の白黒写真がスライドショーで映し出されるモニターがありました。

 注文を取り次ぐざわめきや大声が聞こえてくるようなカットですね。

 こちらは取引所内にあった理容室を映したものでしょうか。

 これらの写真からは、大勢の人々が働き、職場であるとともに仕事の合間に髪を整えるといった生活の一部でもあった取引所の歴史が感じられます。

 今年9月、「金融先物の父」と呼ばれるCMEグループ名誉会長のレオ・メラメド氏が来日しました。都内での講演で、「私は大きな反対があったにもかかわらず、『オープン・アウトクライ(場立ちによる売買注文)』に代えて、グローベックスを導入した。それがなければCMEはいま存続していなかったかもしれない」と振り返りました。「技術の進歩もグローバル化も止めることはできない。技術は不可抗力的に、障害となるものをすべて破壊してしまう」とメラメド氏。

 いまでもニューヨーク証券取引所(NYSE)のテレビ中継では、大勢の場立ちが取引フロアで注文をやりとりしている様子が映し出されます。そのフロアから記者が様子を伝えるCNBCなどのリポートは「相場の体温」がより伝わるような気がして、個人的には好きなのですが・・・。メラメド氏の論にならえば、この先、「ブロックチェーン(分散型台帳)」があらゆる取引に応用され、人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながるIoTが進展したとしたら、取引所のあり方も想像もしないような姿になるのかもしれません。

 アンカーの杉本晶子です。
 引き続き米国リポートです。

 西海岸特有の抜けるように青い空のもと、キャンパス内の噴水で無邪気に水遊びに興じる学生たちを横目にスタンフォード大学を離れるとき、シリコンバレーのいまの経済を良くも悪くも映すある場所を通りました。

 それはスタンフォード大のキャンパスに接する大通り。ずらりと縦列駐車しているのは「トレーラーハウス」です。
 40~50台はくだらない圧倒的な数。公道にずっと停まっているこれらの車にはもともとこの地域に居住していた人々が暮らしているというのです。家賃が高騰し、アパートなどに住めなくなったものの、仕事などの事情でこの地を離れたくないということのようです。
 思い返せば私が出張で初めてシリコンバレーを訪れたのは1990年代後半。ドットコム・バブルの数年前にあたり、インターネットに関連したスタートアップがスタンフォード大のあるパロアルトなどで多数生まれていた時期でした。人の流入が増え、景気も拡大していたためでしょう。当時、同僚でシリコンバレーに駐在していた記者が、「家賃や生活費が急速に上がっていて、日本にいたときよりも生活が苦しい」と言っていたのを記憶しています。いまの状況はというと、そのころより家賃高騰に拍車がかかっているのは間違いないようです。

 不動産調査会社のパラゴンによると、シリコンバレーを含むベイエリアの一軒家の取引価格(中央値)は2018年上期時点で、サンフランシスコで約160万ドル(約1億7700万円)、日本の楽天やソニー・インタラクティブエンタテインメントがオフィスを構えるサンマテオで約155万ドル(1億7200万円)、インテルなどが本社を置くサンタクララで約140万ドル(1億5400万円)、など。08年のリーマン・ショックから12年ごろまで、これらの地域の一軒家の価格は60~70万ドル(6600万~7700万円)ほどだったので、わずか5~6年で2倍以上に跳ね上がったことがわかります。家賃相場も同様に、上昇傾向が続いているもようです。
 新規株式公開(IPO)やバイアウト(会社売却)、ストックオプション(株式購入権)の行使などでいわゆる「IT長者」になるなどして、リッチな住人が増えていることが背景にあると思われます。

 米国勢調査局のデータを見るとパロアルトの世帯年収(中央値)は13万7000ドル(1500万円)あまりで全米平均の2倍超。とはいえ、地元メディアが実施した住民へのアンケート調査によれば、回答者の3分の1が自身を「ミドルクラス(中流階級)」と認識しており、そう回答した人には「年収40万ドル(4400万円)という人もいた」のだそうです。にわかに信じがたいですね。

 一方で、現地在住の知人に教えられて訪れたのが、ベンチャーキャピタル(VC)の投資家とスタートアップの起業家が打ち合わせによく使うというローズウッド・サンド・ヒルというホテル。スタンフォード大学から数キロの地点にあります。高速道路沿いという場所にありながら、リゾート感あふれるたたずまいです。

 平日の昼下がりにもかかわらず、高級そうな調度品が並ぶ施設内のバーやカフェはどこもほぼ満席。ビールを片手に、パソコンを開いて真剣に話しているビジネスパーソンらしき人々がそこかしこにいました。

 こうした場所から、スタートアップの増資引き受けやM&A(合併・買収)などの商談が決まっていくのでしょうか。「ポスト・グーグル」や「ポスト・アマゾン」を狙うユニコーン(企業価値が10億ドルを超える未上場企業)がひしめく土地だけに、テクノロジー企業が吸い寄せるマネーの勢いを垣間見るようでした。同時に、先ほどのあのトレーラーハウスを思い出し、ベンチャーキャピタリストや起業家といった富裕層と、バブル的な景気拡大の陰で「ワーキングプア」に転落した人々が同居する街だという印象を強く持ちました。

 夜、テレビのチャンネルをあれこれ変えていて思わず引き込まれたのはその名も「シリコンバレー」という連続ドラマ。いわゆるGeek(オタク)がひょんなことから起業家になり、仲間たちとスタートアップを運営していくというストーリーで、サンフランシスコやシリコンバレーのスタートアップ界隈の人々には「確かにあるある!」というエピソードがちりばめられ、人気だとか。主人公の俳優さんがこちらですが、有力ソーシャルメディアのあの経営者にどことなく似ていますよね。

 たまたま私が見ていた放送回では主人公がパーティーに参加しているシーンがありました。その場面に、アルファベット(グーグル)のエリック・シュミット前会長本人が出演していてびっくり。なんでもIT業界の経営者ら著名人がこのように「友情出演」していることも話題だそうです。
 
 テクノロジー企業が生み出す巨万の富と、確かに刻まれている経済格差。再び雇用や消費の拡大で好況な米国経済ですが、「街角経済」からは社会にひずみを抱えているさまもうかがえました。

 6月中旬。米シリコンバレーのスタンフォード大学はちょうど学期末で、卒業式のガウンを着た学生がキャンパスを行き交っていました。

 スタンフォード大を訪れるのは何度目かですが、今回初めて足を踏み入れた場所があります。それは「dスクール」。いわゆる「デザイン思考(design thinking)」を身につけることができる学び舎です。デザイン思考はイノベーションを生み出す方法論として、この数年で産業界に広まりました。スタンフォードのdスクールは2005年設立の草分け。スタートアップだけでなく大企業も含め、世界中から注目を集めている教育の場です。

 建物に入ったとたんに視界に入ってきたのが、壁から天井までを覆い尽くす無数のインスタント写真。聞けばここで学んだ人々の顔写真とのこと。dスクールそのものは学位を授与する機関ではありませんが、スタンフォードの学生は自由に受講できるほか、ビジネスパーソン向けのプログラムも1年を通じて用意しています。
 では、そのデザイン思考はどうやって養うのでしょうか。
 dスクールの至るところに、ホワイトボードに色とりどりの付箋が貼られています。アイデア出しやブレーンストーミングでの議論の整理に使うものです。
 さらに進んでいくと、工具置き場があります。ペンチやドライバー、のこぎりなどが並び、アメリカの一軒家のガレージに迷い込んだような気分になります。

 この日授業は行っていませんでしたが、実際のワークショップでは、講師からお題を出され、小規模なチームごとにアイデアを出し合い、それにあったプロトタイプ(試作品)を共同作業でつくりあげるといいます。プロトタイプはアルミホイルや紙、針金などを材料に、先ほどの工具を使ってつくります。小学校の図画工作さえ思い浮かべますが、この「手を動かす」「とりあえず形にする」というプロセスこそがデザイン思考の真骨頂。
 デザイン思考の基本的な流れは、①ユーザーの立場に立って課題を注意深く観察し、②アイデアを出し、③プロトタイプをつくり、④それを実際に検証し、⑤よりよいものに手直ししていく――というサイクルだそうです。

 このdスクールから生まれ、実用化されたというプロダクトがありました。それは途上国向けの安価な保育器です。
 未熟児、低体重の赤ちゃんは毎年2000万人ほど生まれているそうです。この課題を何とか解決できないかと考えたプロジェクトチームがネパールに視察に行ったところ、こうした赤ちゃんの多くは地方で生まれ、都心にある病院に行けないため保育器を使う環境にないことがわかりました。未熟児は皮下脂肪が不足しているために体温の調節がうまくできず、それが原因で死に至ることも少なくないというのです。そこで保温機能を備えた保育器、それも安くて衛生的な製品をつくり、途上国に行きわたらせればよいというアイデアに行きつきました。試作と検証を繰り返してできたのが1個あたり25ドルと、先進国の保育器(2万ドル)の800分の1の価格のプロダクト。電気を使わずに暖かさを保てる特殊コーティングを施し、熱湯消毒で繰り返し使えます。いまではインドなど20カ国のおよそ20万人の赤ちゃんに使われ、その命を救っているといいます。

 帰りがけ、dスクールの吹き抜けで目にとまったのがこの標語。
「間違いなんてない。勝利も失敗もない。
 あるのはただ、つくるということ」

 「イノベーション」というと、スティーブ・ジョブズのようなひとりの突き抜けた天才が突然生み出すイメージがあるかもしれません。しかし、そうではないイノベーションがあってもいいはず。人間の暮らしや行動を深く見つめ、グループワークを通じてああでもない、こうでもないと試行錯誤を重ねてたどりつく解決法ならば、自分にもできるかもしれないとどこか身近にさえ思えてきます。

 dスクールで受講したことがある知人が言っていました。
 「デザイン思考では、ユーザーに感情移入する、気持ちに寄りそうことが大事」。

 インターネット全盛時代だからこそ、現場に足を運び、フェイス・トゥー・フェイスでワイワイガヤガヤと言葉を交わし、手を動かし、ものをつくる――という泥臭い手法が有効な手がかりになるようです。

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