調査対象:日経CNBC視聴者
調査期間:2022年10月27日~10月31日
日経CNBC調べ
■日経平均DI推移(※日経平均DI=買いー売り)
■ドル円DI推移(※ドル円DI=円高ー円安)
Q1. 日経平均 3カ月後の見通しは?
Q2. ドル円 3カ月後の見通しは?
Q3. 最も注目している業種は次のうちどれですか?
Q4. 円安は日本経済にプラス?
Q5. Q4の理由をお書きください。
<Q4で「プラス」と答えた方>
・ドル高は輸入物価の値上がり等のマイナスや生産の海外移転での、ドル高プラスの減少等がある。しかし依然として、日本の多くの企業は輸出の比率が高く、ドル高のメリットは大きい。 海外との取引によるドル高メリット以外に、海外子会社の決算数字のドルから円への読み替えによるアップ分も相当になる。(横ちゃん)
・国内回帰が進むのでプラスと思います。円高で海外移転した工場が国内に戻ったり、国内農産物の使用が増えることで食料自給率が向上します。また、インバウンドの海外旅行者が増えるのもプラスです。(アルファが大事)
・既に数年前から米ドル建ての金融商品を保有している投資家がかなり多いので、米国株価暴落時でもドル高に助けられた投資家も多いはず。(ユックス)
など
<Q4で「マイナス」と答えた方>
・原料高によるエネルギー、素材コストの上昇で価格転嫁できる企業は良いが、できない企業や消費者にとっては、負担となる。 資源がないという日本の環境自体は不変である。(ピッチョン君)
・急激な円安は好ましくない。国内では輸入物価が上昇し、国外の物価高についていけないので、昔の日本に逆戻り、舶来品が高級品になる。そのため、国際比較で経済状態が落ち込んでくると思われる。(日本がんばれ)
・最早、円安になったからと言って製造工場を国内に移転するのは簡単なことではない。物流費も馬鹿にならない今は消費地に近い所で生産する、というのが主流。円安⇒製造業の国内回帰というのは幻想では?(アンモニア猪木)
・為替変動自体が経済を混乱させている。
など
<Q4で「分からない・どちらでもない」と答えた方>
・輸出産業、海外で事業を行っている大企業にとっては円安はプラスでしょうが、一方原油、金属資源、穀物などの輸入価格が上がりインフレを助長しますので、国民経済トータルとして見たらどちらともいえないと思います。(本野一言)
・立場によってプラスかマイナスは変わると思います。ただ、感覚的に日本円の価値が下がるのは好ましくないと思います。ドルに対して安いか高いかを論ずるのは、ドルが国際基軸通貨であるのでやむをえませんが、ニクソンショック以降金の裏付けも無く、世界一の債務国である国の通貨が価値の尺度であるのは極めて疑問です。新しい基軸通貨が必要になるのではないでしょうか。(ロッキー)
など